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マーケティングコラム

2014/7/15 マーケティング地図情報カンファレンス レポート

エクスペリアンジャパンでは、2014年7月15日(火)、「マーケティング地図情報カンファレンス(第一回キッズビジネスにおける地図情報の活用)」をTKP品川カンファレンスセンターにて開催しました。

全世界的にも重要度が高いビッグデータ活用の中でも、特に注目度が高まっている地理空間情報技術は、イノベーションを興す主要な分野のひとつとして取り上げられてきている分野です。この地理空間情報技術を用いた「Experian Mosaic Japan」は、企業の様々なマーケティング活動において、重要な役割を果たしています。地理空間情報は地域密着型の産業との親和性が高いことから、今回はそんな地域密着型の産業の一つである「キッズビジネス」をテーマに、カンファレンスを開催いたしました。

このカンファレンスでは、地理空間情報技術を活用した最先端のマーケティング手法について、ビジネス分野とアカデミック分野からそれぞれ講師をお招きし、ジオデモグラフィックスの歴史・概要から、民間企業での活用方法までをご講演をいただきました。

当日は80名以上のお客様に来場いただき、充実したカンファレンスとなりました。

弊社CMO中澤からのご挨拶・プレゼンテーション

Experian Japan 中澤伸也エクスペリアンジャパン
中澤伸也

まずは、弊社CMOの中澤よりご挨拶を差し上げた後に、地理空間情報技術を取り巻く市場環境と重要性および、弊社製品「Experian Mosaic Japan」がどのように地図情報と連動し得るのか、その可能性についてご紹介させていただきました。
弊社「Experian Mosaic Japan」は、消費者の生活様式や価値観を「類友の法則」をベースに科学的なアプローチでクラスタリングしたセグメンテーションデータです。中澤の講演では、生活圏とのかかわりが深い「キッズビジネス」においてのMosaicの活用法についてご説明いたしました。

豪華講師スピーカーによるセッション

マーケティング地図情報カンファレンス 立命館大学文学部 矢野桂司教授立命館大学文学部
矢野桂司教授

続いて、一つ目の講師スピーカーによるご講演として、立命館大学文学部地理学教室の矢野桂司教授より、「ジオデモグラフィクスとは何か?」と題したご講演をいただきました。
このご講演では、ジオデモグラフィクスの定義から、19世紀後半から20世紀にかけて欧米でいかにジオデモグラフィクスの研究が進んできたのか、そして日本における研究の歴史をまずご紹介いただきました。さらに、地理情報システム (GIS :Geographic Information System)の定義および、1980年代後半に起こったデジタル地図への変革を指す「GIS革命」が、地理空間情報の可視化・分析を可能にし、それがいかに私たちの生活を変化させたか、そして、アドレスマッチングの地図化を可能にした「Experian Mosaic Japan」のようなジオデモグラフィック情報サービスが、今後の地域マーケティング、出店計画、顧客開拓、教育、犯罪予防、医療などの分野でどのように役立っていけるのかをお話いただきました。

 

マーケティング地図情報カンファレンス アクトン・ウィンズ株式会社 鈴木利美氏アクトン・ウィンズ株式会社
鈴木利美氏

続いて、二つ目は「Experian Mosaic Japan」、そしてGISの販売やデータ分析業務を手がけるアクトン・ウインズ株式会社の鈴木利美様より、「DM・ポスティング等へのMosaic Japan活用事例」と題したご講演をいただきました。ここでは、実際に「Experian Mosaic Japan」を活用したデータ分析、データ抽出事例をGISに関連させてご説明いただきました。そして、保険会社、通販会社、引越業者の実際の事例から、DMや折込み広告のターゲティングに使用した例を、データを交えて解説いただきました。

 

マーケティング地図情報カンファレンス ESRI ジャパン株式会社 田中信行氏ESRI ジャパン株式会社
田中信行氏

続いて三つ目のご講演として、GISソフトウェア販売・コンサルティング事業を展開するESRIジャパン株式会社のGISコンサルタントである、田中信行様がご登壇され、「『ロケーションアナリティクス』で実現する、少子化時代の最先端エリアマーケティング」についてお話いただきました。ここでは、少子化に伴う人口の減少が、商圏の特性にどのように影響を及ぼしており、このような環境下で、GISを使用してどのようなシミュレーションができ、企業が市場シェアを伸ばしていくための課題を解決できるのかをお話いただきました。

 

マーケティング地図情報カンファレンス 株式会社NTTドコモ 村尾翔平氏株式会社 NTTドコモ
村尾翔平氏

休憩を挟んだ後、株式会社NTTドコモの村尾翔平様より、「社会・産業の発展に寄与する『モバイル空間統計』」と題したご講演をいただきました。基地局エリアごとの携帯電話の在圏数に同社の普及率を加味することで時間帯別やエリア別、属性別(性別・年齢別・居住地別)の人口を推計する「モバイル空間統計」が実際にどのようなシーンで活用されているのか、プライバシーはどのように保護されているのか、そしてその統計が実際に出店計画や他社分析・比較、官公庁による防災計画にどのように役立つのかをご説明いただきました。さらに、「Mosaic Japan」と「モバイル空間統計」を組み合わせることにより、指定の時間帯におけるターゲット層の人口分布を把握し、土日のファミリー層を狙ったキャンペーンや出店計画などの効果的な施策を行うことが可能だという事をご説明いただきました。

 

マーケティング地図情報カンファレンス 会場内の様子会場内の様子

最後の講演として、千葉大学教育学部教授の貞広斎子様より、「教育研究における空間の諸問題」についてお話いただきました。ここでは、家計における補習学習費(塾など、学校外での学習にかける費用)の支出傾向と地域特性との関係を定量的にとらえ、そのデータと「Mosaic Japan」のMosaic分類のデータの一致度を実際に千葉大学にて検証した結果をご紹介いただきました。補修学習費に関しては、「Mosaic Japan 2012」の地域特性の分類と実際に適合しており、地域特性が補修学習費と関連していると結論付けられるという研究結果を明らかにされました。そして、今の日本各地域で見られる「学習格差」の問題に対する今後の解決策について、熱く語っていただきました。

まとめ

合計して約5時間もの長時間におよぶ白熱したご講演を、ビジネス分野・アカデミック分野双方のスピーカーの方よりいただき、非常に有意義な時間となった今回の「マーケティング地図情報カンファレンス」。来場したお客様からも、「すべてのセッションとも、マーケティング、学術的に非常に興味深かったです」「参加させてありがとうございました。大変勉強になりました」といった声を頂きました。エクスペリアンジャパンでは、今後も今回のカンファレンスのお客様からのフィードバックを受け、さらにパワーアップさせた「地図情報カンファレンス」を開催していく予定です。是非、ご期待ください。

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